ここからメイン部分です。

RSS
2017年01月06日(金)

新年のごあいさつ

村松院長新年あけましておめでとうございます。

 旧年中は、多くの医療機関や施設関係の方々にお世話になりありがとうございました。今年も職員一丸となって留萌市立病院の理念である「地域にねざした信頼される病院」となるよう努力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 今年も年末年始の間、病院に出勤すると救急外来では、多くの患者さんが来院しておりました。休みの6日間で、計22台の救急車の受け入れとなりました。当院は、広大な留萌医療圏の地域センター病院として、多くの救急や急性期の患者さんに適切で良質な医療を提供することが大きな使命の一つですので、今後も住民のみなさんに安心していただけるよう努めてまいります。

 近年、日本の医療全体が、少子高齢化、医療費の増大、看護師、医師の偏在など厳しい状況にあり、当院も例外ではありません。されど、さらなる診療科の充実のため、効率の良い人員配置・既存設備の有効利用・関連大学との連携・協力の強化など、よりよい医療を提供できるように最大限の努力を続けていきたいと考えております。

 特に医師確保問題につきましては、積極的に取り組んでおりますが、なかなか解決の道筋が見えない状況です。そんなマンパワー不足の状況下でも、臨床研修病院として研修医の受け入れは、指導医にも心地よい刺激があり、良質な医療の維持、将来の飛躍ために大事なことと考えています。これから長い医師の人生を踏み出す臨床研修医にとって、当院のような地域に根差した地域医療の現場での初期研修は、大きな糧となること間違いありません。

 多くの課題にどう対策を打ち出していくか、たくさんのアイディアが必要です。今年は、コツコツと巣作りをしていき、職員一人一人から多くのアイディアの卵を産んでもらい、方針が決まったら、一丸となってひなをかえし、飛躍の年にいたしたいと思っております。

 医師、看護師、薬剤師、栄養士、検査技師、放射線技師、医療事務スタッフをはじめとする多くの職員個々が、安心・信頼を提供する医療機関として今年もしっかり機能するよう、頑張って参ります。引き続き、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

留萌市立病院 院長
村松 博士

ここまでがメイン部分です。

ページの先頭へ